個人投資家・有限亭玉介:米国経済は景気後退?年末年始は強い株に注目【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2022年12月25日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2022年12月19日14時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

11月の米消費者物価指数は、総合指数が前年比7.1%と、市場予想を下回りました。FRBの利上げ効果なのかインフレが落ち着いている事は好感されていますが、このまま景気後退へ向かうのではないか…との懸念が高まっております。

米国の金融機関も景気後退に備えた貸し渋りのような状況が見られ、来年は個人投資家としては悩ましい一年になるかもしれませんなぁ。だからこそ逆境に強い銘柄選定が重要になってくる事は言うまでもありません。マクロ経済に左右されにくい銘柄が短期的に投げ売りされるとしたら、それは絶好のチャンスとも捉えられますからな。

日本国内の景気は相変わらずではありますが、気になるところは防衛費の増税や次の日銀総裁が緊縮財政派になるのではないでしょうか…岸田内閣には「どうか市場に対してお手柔らかに」と願うばかりです。兎角、年末年始はマクロ要因を気にするのも大切かもしれませんが、「強い銘柄で値幅を狙う投資」も妙味があるのではないでしょうか。あたくしも晴れやかな気分で年を越したいが為…そんな銘柄群を自分なりに選んでみましたよ。

中古不動産流通に特化のポータルサービス「リノシー」を展開するGA TECH<3491>は、12月15日の決算発表が好調ですな。同日発表された「住信SBIネット銀行との金融サービス実現へ向けた協議の開始」も好材料となっております。決算後は出尽くし売りとなりましたが、再び買いが入るかと監視を強めております。

AIによる画像解析サービス「TDSE Eye」を11月8日にリリースしたTDSE<7046>は、直近で下値を切り上げると年初来高値を更新しました。米国の金利上昇が落ち着いていけば、グロース株への物色が強まるか…。

美顔器など美容機器の製造販売を手掛けるヤーマン<6630>は、11月16日の上方修正を機に窓を開けて急騰しました。独身の日など中国のEC販売が好調で、12月13日の決算発表も堅調に推移しております。

働き方改革関連として思惑のある勤次郎<4013>は、長期の下落トレンドから底を打つと直近で切り返しております。6月18日付の当記事でご紹介後から見事に上げてきましたなぁ。11月10日の決算発表では経常利益が前年同期比49.5%増に拡大しており、年初来高値を更新後もどこまでトレンドが継続するか監視です。

同じく6月18日の当記事でご紹介したスマレジ<4431>も、見事に上昇トレンドに乗りましたなぁ。12月14日の決算は人件費・広告宣伝費の増加で経常利益が僅かに減益着地となりますが、その後同社の各種クラウドサービスの利用料金を23年1月1日から改定すると発表し、業績期待を伴う買いが入り、その後も底堅く推移しております。

続いてプラスチックなどの合成樹脂製品の企画・製造・販売を国内外で展開しているヤマト・インダストリー<7886>です。10月に中国の自動車エンジニアリング大手IATオートモバイル・テクノロジーの子会社IATとの資本・業務提携を発表で急上昇となりましたな。円安を背景にした海外展開に期待しつつ、中長期目線で監視していこうかと考えております。

最後は高齢者向け配食サービスのFC運営や高齢者向け施設事業を展開するシルバーライフ<9262>は、12月9日の決算発表を機に急動意しました。日本の高齢者人口のピークは2042年と言われており、こちらも中長期で注視したい銘柄ですな。ビジネスモデル的にも米国景気の影響を受けにくいと見ております。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

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