26日の株式相場見通し=小反発か、米株高も様子見ムードは拭えず

市況
2022年12月26日 8時01分

26日の東京株式市場は、強弱観対立のなかもやや買い戻しが優勢となり、日経平均株価は小幅反発する公算が大きそうだ。前週末の米国株市場でNYダウが切り返す展開となり、足もとでは投資家の不安心理が後退している。日経平均株価は12月半ばを境に大きく水準を切り下げてきたことで、目先突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いが入りやすくなっている。前週末の米国株市場ではNYダウをはじめ主要株価指数が揃って上昇に転じた。ただ、薄商いのなか様子見気分の強い地合いでいずれも上げ幅は限定的だった。半導体関連株はインテル<INTC>が高い一方でアプライド・マテリアルズ<AMAT>が下げるなど高安まちまちの展開となり、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は反発したもののわずかなプラスにとどまった。東京市場でもクリスマス休暇で海外投資家の参戦が限られるなか、日経平均は2万6000円台前半の狭いゾーンでのもみ合いが想定される。外国為替市場で足もとやや円安基調に推移していることは輸出セクターに買い安心材料となるが、上値を積極的に買い進む動きは見込みにくい。

23日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比176ドル44セント高の3万3203ドル93セントと反発。ナスダック総合株価指数は同21.744ポイント高の1万497.863だった。

日程面では、きょうは11月の企業向けサービス価格指数、日銀の黒田総裁が経団連審議員会で講演、11月の外食売上高など。また、香港、シンガポール、マレーシア、英国、ドイツ、フランス、イタリア、オーストラリア、米国など多くの海外市場が休場となる。

出所:MINKABU PRESS

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