フリークHDは連日の大幅高、三菱UFJ銀による投資先の買収報道を引き続き好感
フリークアウト・ホールディングス<6094>が連日の大幅高となっている。26日の取引時間中、日本経済新聞電子版が三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>傘下の三菱UFJ銀行に関し「信用力の判断などで独自の技術を持つフィンテック企業のカンム(東京・渋谷)を傘下に収め、数年後に後払い機能を持たせたデビットカードの発行を始める」と報じた。カンムを投資先に持つフリークHDに対しては、報道を好感する流れが継続し、買いが集まっている。
報道によると、三菱UFJ銀行は、カンムの発行済み株式を200億円弱で買い取り、2023年春にも連結子会社化する。入会審査なしで必要な資金を前借りできる「後払い決済」ビジネスに国内の3メガバンクとしては初めて参入することになるとしている。
同行は26日、カンムの株式取得に関し「検討を行っていることは事実」としたうえで、「今後開示すべき事項が決定した場合には速やかかに公表する」とのコメントを発表した。フリークHDも同日、カンムに関し「様々な戦略の検討を行っていることは事実」とし、開示すべき事実が発生した場合、速やかに公表する方針を示した。