東京株式(前引け)=続伸、消費関連株など中心に高い

市況
2022年12月27日 11時43分

27日前引けの日経平均株価は前営業日比137円60銭高の2万6543円47銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は4億7924万株、売買代金概算は1兆937億円。値上がり銘柄数は1403、対して値下がり銘柄数は363、変わらずは71銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は強弱観対立のなかも、日経平均は上値を指向する展開。2万6000円台後半は戻り売り圧力が強く上げ幅は限られているものの、終始プラス圏で推移した。前日の欧米株市場が休場ということもあり、手掛かり材料難が意識される状況ながら、消費関連株を中心に個別株物色意欲は旺盛だ。値上がり銘柄数は1400を超え、プライム上場銘柄の76%を占めている。また、業種別でみると33業種中29業種が上昇している。中国・上海株市場が堅調な値動きをみせていることも買い安心感につながっているもようだ。

個別ではファーストリテイリング<9983>が高く、オリエンタルランド<4661>も値を上げた。日本航空<9201>が買われ、高島屋<8233>も上昇した。また、資生堂<4911>が人気を集めた。ペプチドリーム<4587>は大幅高。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>の上げ足も目立つ。半面、東京エレクトロン<8035>が冴えず、信越化学工業<4063>もやや売りに押される展開に。SMC<6273>も軟調。シルバーライフ<9262>は急落した。しまむら<8227>も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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