NY株式:NYダウは37ドル高、金利高が重しに

市況
2022年12月28日 7時00分

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は37.63ドル高の33241.56ドル、ナスダックは144.64ポイント安の10353.23で取引を終了した。中国政府が1月8日から入国時の強制隔離撤廃を発表、規制緩和を好感したアジア、欧州市場の流れを継いで、寄り付き後、上昇。しかし、長期金利の上昇を警戒した売りに押され一時下落に転じた。同時に、エネルギーセクターの上昇が下値を支え、ダウはプラス圏を維持して終了。ナスダック総合指数は金利高が重しとなり終日軟調だった。セクター別では、電気通信サービス、エネルギーが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。

カジノ運営のラスベガス・サンズ(LVS)やウィン・リゾーツ(WYNN)は中国のコロナ規制緩和で売り上げ改善を期待した買いにそれぞれ上昇した。製薬会社のメルク(MRK)は先週発表したバイオのペプチドリームと次世代薬「中分子薬」を共同で研究開発する契約締結を好感した買いが続き、上昇。航空会社のサウスウエスト(LUV)は26日に悪天候により予定便の7割の欠航を発表、今後数日間、混乱が継続する可能性を警告したことが嫌気され、大幅安となった。また、電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は中国、上海工場での生産休止延長する計画が報じられ、需要鈍化懸念が広がり、大きく下落。在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は、整備したエクササイズバイクを割引で販売する計画を発表し、下落した。

ロシアのプーチン大統領は、ロシア産原油の取引価格上限を設定した諸国への原油製品輸出を禁止する大統領令に署名した。

HorikoCapitalManagementLLC

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.