地域新聞社が大幅5日続落、第1四半期は営業赤字に転落
地域新聞社<2164>が大幅安で5日続落している。27日の取引終了後に発表した第1四半期(9~11月)単独決算が、売上高7億2600万円(前年同期比2.3%減)、営業損益1200万円の赤字(前年同期1100万円の黒字)、最終損益3400万円の赤字(同1000万円の黒字)と営業損益段階から赤字に転落したことが嫌気されている。
イベント集客などの広告需要の回復は見られる一方、主要クライアントである地域の中小事業者は販促活動に力を割けない厳しい状況が依然として続いていることから、売上高が微減となった。また、WEB事業、HR事業への人員補強・システム増強などの先行投資を実施したことで営業赤字を余儀なくされた。
なお、23年8月期通期業績予想は、売上高29億6600万円(前期比2.7%増)、営業利益1900万円(同2.1倍)、最終損益収支均衡(同98.0%減)の従来見通しを据え置いている。