点検・知られざる最高益企業(1) 日経CNBC×株探 コラボ企画
~未来のブルーチップを探せ~
「第1回 創業75年のエネルギーベンチャー」
本シリーズ「点検・知られざる最高益企業~未来のブルーチップを探せ~」は、株式市場での認知度が低く、今期業績が過去最高になりそうな伸び盛りの中小企業にスポットライトを当て、実力が本物かどうかを開示資料や経営者へのインタビューなどから検証する。着眼点は以下のとおり。
■ | QUICKコンセンサス数がゼロ、もしくは1社程度で投資家に広く知られていない |
■ | 本社所在地・拠点が首都圏以外 |
■ | 最高益が一過性ではなく、持続的成長が見込まれるか |
■ | たとえば半導体市況好転というような経営環境全体の追い風ではなく、独自の事業モデルで競争力を高めることで収益力を増しているか |
毎回、上記のポイントに照らして、「知られざる最高益企業」を点検する。テンバガー銘柄発掘などのヒントにしていただきたい。
第1回目で取り上げるのは、フルハシEPO <9221> [東証S]。創業75年目にして上場を果たした同社は、バイオマス発電事業を手掛ける。再生可能エネルギーの中では「マイナー」ともいえる同事業だが、そのビジネスモデルは「未来のブルーチップ」たり得る実力、可能性を秘めているのだろうか。次ページから詳細に点検していこう。
text:田中彰一・日本経済新聞社コンテンツプロデューサー兼日経CNBC解説委員
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