2017年以降で最も買いシグナルを点滅させる水準に接近との分析も=米国株
NY株式3日(NY時間10:15)
ダウ平均 33071.05(-76.20 -0.23%)
S&P500 3827.91(-11.59 -0.30%)
ナスダック 10406.32(-60.16 -0.57%)
CME日経平均先物 25835(大証終比:-245 -0.95%)
年明けのNY株式市場はIT・ハイテク株中心に買い戻しが先行し、ダウ平均も上昇して始まったものの、買い一巡後は戻り売りに押され下げに転じている。FRBの利上げがしばらく続くことや、リセッション(景気後退)への懸念も根強く、今年前半の米株式市場は下値を模索するとの見方が根強い。上値では戻り売りのオーダーも並んでいる模様。
ただ、米大手銀がストラテジストの配分見解を集約した逆張り指標は2017年以降で最も「買い」シグナルを点滅させる水準に近づいているとの分析も出ている。セルサイド指標は12月に33ポイント下落し53%となり、歴史的に買い好機とされる水準まで1.5%ポイントに接近しているという。以前、その指標が現在のレベルかそれ以下だったとき、その後のS&P500の12カ月リターンは95%の確率でプラスだったという。
「2023年にわれわれが株式に対してより建設的になる理由の1つは、2022年にセンチメントが大きく低下したことだ」と述べている。年末のS&P500の目標株価は4000を見込んでいる。
アップル<AAPL> 125.81(-4.12 -3.17%)
マイクロソフト<MSFT> 240.27(+0.45 +0.19%)
アマゾン<AMZN> 85.02(+1.02 +1.21%)
アルファベットC<GOOG> 89.32(+0.59 +0.67%)
テスラ<TSLA> 110.89(-12.29 -9.97%)
メタ・プラットフォームズ<META> 122.53(+2.19 +1.82%)
AMD<AMD> 64.27(-0.50 -0.77%)
エヌビディア<NVDA> 143.53(-2.61 -1.79%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美