オプショントレーダーユウ:「2023年の日本株」【FISCOソーシャルレポーター】

市況
2023年1月4日 18時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターのプショントレーダー「ユウ」氏(ブログ:Yのマーケットの見方)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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今年は、多くのことが想定どおりに進んできました。

米国グロース株の暴落。

米国株式市場の下落。

ドル高円安の反転。

米国長期債利回りのピークアウト。

米国株空売り、米国株先物売り、FXのドル売り円買い、為替ヘッジをかけた米国長期債投資、各々のトレードで利益を得てきました。

そして、2023年、次のトレーディングターゲットは、日本株でしょうか。

日本もついに金融引き締めが始まりました。

米国は、金融引き締めに着手するのが遅れ、そのしっぺ返しを受けています。

もしかしたら、日本もその二の舞になるかもしれませんので、今後のインフレ指標には、要注意です。

日本の場合は、米国のインフレと異なり、毎日の生活でインフレを実感できる部分もあります。

日々の生活で、引き続き、価格が上がっていくようなら、警戒しなければなりません。

メーカーも、みんなで渡れば怖くない状態で、以前に比べれば、値上げに慎重でなくなっている感じもします。

今回、イールドカーブコントロールの修正だけで、日経225は、顕著に下落しました。

今後、イールドカーブコントロールのさらなる修正、イールドカーブコントロール停止、ゼロ金利解除、等、様々な可能性があります。

米国のような逆金融相場が始まるのでしょうか。

逆金融相場は、金利上昇により、株式の現在価値を押し下げます。

したがって、逆金融相場は、すべての銘柄について下押し圧力となります。

だから、マーケット全体、インデックスが、急落しやすいわけです。

加えて、来年は、金融政策の方向性の違いから、さらにドル安円高が進む可能性があります。

米国は金融引き締めピークアウト、日本は金融引き締め進行中、という状況の可能性があるからです。

為替は、株や債券と異なり、トレンドがかなり重要です。

ドル安円高のトレンドが止まらない、ということがあるかもしれません。

そうなれば、為替も日本株に顕著な影響を及ぼす可能性があります。

日本株に大きなボラティリティが発生するかもしれません。

当方にとっては、2023年、日本株は、トレーディングチャンスと見ています。

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執筆者名:ユウ

ブログ名:Yのマーケットの見方

《TY》

提供:フィスコ

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