外為サマリー:131円80銭台に伸び悩み、持ち高調整のドル売り優勢
5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=131円88銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円60銭強のドル高・円安となっている。
4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=132円63銭前後と前日に比べて1円60銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、金融引き締めを継続する方針が改めて確認されたことなどがドル買いにつながり、一時132円72銭まで上伸した。
ただ、この日の東京市場のドル円相場は上げ一服商状。前日のNY市場で年末以来となる132円台を回復したことで持ち高調整のドル売り・円買いが出ているようだ。また、今晩に米12月ADP雇用統計や米新規失業保険申請件数(前週分)の発表を控えていることも上値の重さにつながっているようで、午前9時20分過ぎには131円80銭台に伸び悩んだ。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0629ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=140円19銭前後と同2円20銭程度のユーロ高・円安で推移している。