シルバーゲートが45%急落 デジタル資産預金の急速な流出で従業員の40%を解雇=米国株個別
金融機関のシルバーゲート・キャピタル<SI>が45%の急落。同社は米国のデジタル通貨取引所や世界の投資家向けに、デジタル通貨関連のインフラソリューションを提供。
仮想通貨業界のメルトダウンが顧客預金の取り崩しを引き起こし、同社の損失が急拡大したことから、資産を売却し、従業員の40%を解雇すると発表した。
顧客が第4四半期に同銀から約81億ドルのデジタル資産預金を引き出し、7億1800万ドルの損失で証券と関連デリバティブを売却することを余儀なくされたと述べた。
レインCEOは声明で「第4四半期のデジタル資産業界の急変に対応して、潜在的な預金流出に対応し、流動性確保のための措置をとった。それにより現在、デジタル資産関連の預金を上回るキャッシュポジションを維持している」と述べた。
同行はFTXとその崩壊の中心となったアラメディア・リサーチ社の預金を保有していたことから、議員もこの銀行を精査している。
(NY時間10:22)
シルバーゲート<SI> 11.91(-10.04 -45.75%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美