今日の為替市場ポイント:米雇用関連指標の改善でドル買い縮小の可能性低い

通貨
2023年1月6日 8時24分

5日のドル・円は、東京市場では131円69銭から132円63銭の範囲内で推移。欧米市場では132円33銭から134円05銭まで上昇し、133円41銭で取引終了。本日6日のドル・円は主に133円台で推移か。米雇用関連指標の改善を受けてリスク選好的なドル買い・円売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。

5日の米国株式市場では、利上げ長期化を警戒して主要株価指数は揃って下落。オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が5日発表した12月の全米雇用報告で民間部門雇用者数は市場予想を上回った。また、米労働省が発表した新規失業保険申請件数は減少。なお、6日に発表される12月米雇用統計では、失業率は3.7%、非農業部門雇用者数は前月比+20万人程度と予想されている。12月雇用統計が市場予想を上回った場合、2月と3月に追加利上げが行われる可能性はさらに高まりそうだ。米国株式は利上げ継続を警戒してさえない動きとなりそうだが、金利差拡大を想定してドルは主要通貨に対して強含みとなりそうだ。

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.