来週の為替相場見通し＝米ＣＰＩの結果を注視
来週の外国為替市場のドル円相場は、米消費者物価指数（ＣＰＩ）に左右されそうだ。予想レンジは１ドル＝１３３円５０～１３５円３０銭。
今晩発表の米１２月雇用統計の結果に左右される面が大きいものの、来週１２日に米１２月ＣＰＩが発表される。市場では前年同月比で６．６％上昇と１１月の７．１％上昇からの減速が予想されているが、その結果は１月３１～２月１日に開催される米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）に影響しそうだ。また、１２日に中国ＣＰＩが発表されるほか、１３日には米１月ミシガン大学消費者マインド指数が公表される。国内では、９日は成人の日で休場。１０日に１１月家計調査と１２月東京都区部消費者物価、１１日に１１月景気動向指数、１２日に１２月景気ウォッチャー調査が発表される。