オエノンHDが5年9カ月ぶり安値、節約志向で酒類消費鈍化の警戒感が重荷

材料
2023年1月10日 14時33分

オエノンホールディングス<2533>が大発会から4日続落し、2017年4月以来、およそ5年9カ月ぶりの安値に沈んだ。総務省がこの日発表した11月の家計調査によると、2人以上の世帯の実質消費支出は前年同月比1.2%減となった。このうち酒類は同8.2%減と大きく落ち込んだ。物価上昇による節約志向の高まりで、酒類の購入量を抑える消費者が増えたことも背景にあるとみられている。酒類の販売を手掛ける同社に対しては、今後の業績に対する警戒感が株価の重荷となったようだ。

この日はアサヒグループホールディングス<2502>やキリンホールディングス<2503>などビール大手が逆行安。サッポロホールディングス<2501>は下げに転じる場面があり、宝ホールディングス<2531>が冴えない。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.