本日注目すべき【好決算】銘柄 クラウディア、クリエイトS、ジャパニアス (10日大引け後 発表分)
1月10日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
クラウディア <3607> [東証S] ★9-11月期(1Q)経常は2.2倍増益・通期計画を超過
◆23年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の8.3億円に急拡大して着地。コロナ禍から経済活動が正常化に向かうなか、挙式意欲の回復を反映し、42.8%の大幅増収を達成した。
第1四半期実績だけで、通期計画の3.8億円を大幅に上回っており、業績上振れが期待される。
クリエイトS <3148> [東証P] ★今期経常を一転4%増益に上方修正・最高益更新へ
◆23年5月期上期(6-11月)の連結経常利益は前年同期比4.0%増の94.5億円に伸び、従来の75億円を大幅に上回って着地。新型コロナウイルスの流行による感染対策商品、抗原検査キットや総合感冒薬などの需要増加に加え、生活必需品をはじめとした低価格販売が奏功し、物販売上高が大きく伸びたことが寄与。節電の徹底や人件費の抑制なども上振れにつながった。
併せて、通期の同利益を従来予想の174億円→193億円に11.4%上方修正。従来の6.8%減益予想から一転して3.8%増益を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
プロパスト <3236> [東証S] ★上期経常は85%増益・通期計画を超過
◆23年5月期上期(6-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比84.9%増の20.9億円に拡大して着地。賃貸開発事業で13物件を売却したことが収益を牽引した。バリューアップ事業で収益性の高いエリアでの物件売却が進んだことも大幅増益に貢献した。
通期計画の17.4億円をすでに大幅に上回っており、業績上振れが期待される。
ジャパニアス <9558> [東証G] ★今期経常は30%増で2期連続最高益、16円増配へ
◆22年11月期の経常利益(非連結)は前の期比69.4%増の6.1億円に伸びて着地。続く23年11月期も前期比30.1%増の8億円に拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は引き続きIT・通信業界、ものづくりメーカーへのサービス提供による事業拡大に注力し、14.8%の増収を見込む。
併せて、今期の年間配当は前期比16円増の71円に増配する方針とした。
株探ニュース