株価指数先物【昼のコメント】 2万6500円回復で短期達成感も意識され、持ち高調整の動きが優勢

市況
2023年1月12日 12時15分

日経225先物は11時30分時点、前日比10円安の2万6400円(-0.03%)前後で推移。寄り付きは2万6500円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6525円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。ただし、節目の2万6500円回復で短期的な達成感も意識されやすく、直後につけた2万6510円を高値に、持ち高調整の動きが優勢となった。前場半ばには3万6340円まで下落する場面も見られたが、下を売り込む動きは強まらず、前場終盤にかけては2万6400円水準での底堅い値動きを継続。

日経225先物は、米国の12月消費者物価指数(CPI)発表を控えて、節目の2万6500円回復でポジションをクローズさせる動きが優勢だったようだ。為替市場では円相場が1ドル=131円50銭台と朝方からやや円高に振れて推移していることも手掛けづらくさせている。もっとも、買い一巡後のこう着は想定されていただけに、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が強含みで推移するなか、オプション権利行使価格の2万6375円辺りで底堅さが見られるようだと、リバウンドを見せてくる可能性はありそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で13.86倍に低下した。朝方に13.94倍に上昇する場面が見られたが、ファーストリテイリング <9983> [東証P]の弱い値動きが重荷となっている。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.