点検・知られざる最高益企業(2) 日経CNBC×株探 コラボ企画
~未来のブルーチップを探せ~
「第2回 商品は"世界最先端の生命科学テクノロジー"」
本シリーズ「点検・知られざる最高益企業~未来のブルーチップを探せ~」は、株式市場での認知度が低く、今期業績が過去最高になりそうな伸び盛りの中小企業にスポットライトを当て、実力が本物かどうかを開示資料や経営者へのインタビューなどから検証する。着眼点は以下のとおり。
■ | QUICKコンセンサス数がゼロ、もしくは1社程度で投資家に広く知られていない |
■ | 本社所在地・拠点が首都圏以外 |
■ | 最高益が一過性ではなく、持続的成長が見込まれるか |
■ | たとえば半導体市況好転というような経営環境全体の追い風ではなく、独自の事業モデルで競争力を高めることで収益力を増しているか |
毎回、上記のポイントに照らして、「知られざる最高益企業」を点検する。テンバガー銘柄発掘などのヒントにしていただきたい。
第2回目ではヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ <6090> [東証G]を取り上げる。生物が生命維持活動のために産出する様々な代謝物を検出、分析する技術、それがメタボロミクスだ。筆者のように凡人の頭脳では理解の及ばない研究分野だが、このバイオテクノロジーにかかわる先端技術こそが同社の販売商品だ。売上高は10億円台と小さい。果たして「未来のブルーチップ」として輝くか。そのポテンシャルを次ページ以降で点検する。
text:田中彰一・日本経済新聞社コンテンツプロデューサー兼日経CNBC解説委員
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