イオンファンが急落、23年2月期業績及び配当予想を下方修正
イオンファンタジー<4343>が急落している。前週末13日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、売上高を789億円から732億円(前期比21.7%増)へ、営業利益を26億円から3億円(前期34億800万円の赤字)へ、最終損益を4億円の黒字から34億円の赤字(同45億700万円の赤字)へ下方修正し、あわせて15円を予定していた期末配当予想を5円へ引き下げたことが嫌気されている。
ゼロコロナ政策の影響から中国事業で売り上げの低下が継続し、12月に入りゼロコロナ政策の緩和が行われたものの、依然として第4四半期の売り上げが不透明なことなどが要因。また、中国事業の業績悪化に伴い減損損失や店舗休止損失を計上することも響く。なお、年間配当は10円(前期20円)となる予定だ。
同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高527億7800万円(前年同期比23.8%増)、営業損益1億3400万円の赤字(前年同期39億3000万円の赤字)、最終損益22億3200万円の赤字(同46億8700万円の赤字)だった。