デンカは昨年来安値更新、今期下方修正と減配を発表
デンカ<4061>は大きく売られ昨年来安値を更新。前週末13日の取引終了後に23年3月期業績予想の下方修正を発表。営業利益を前期比17.8%減の330億円とし、従来予想(430億円)から一転減益となる見通しを示したことが嫌気されている。
売上高も同6.5%増の4100億円(従来予想4450億円)に引き下げた。世界経済の急激な減速により、電子・先端製品やクロロプレンゴムといった主力製品の需要が大きく減少したことが要因。あわせて、従来75円としていた期末配当予想を30円に減額すると発表した。これにより、年間配当は前期比45円減の100円となる見込み。