本日注目すべき【好決算】銘柄テラプローブ、北川精機、ＧＭＯメディ (16日大引け後発表分)

注目

2023年1月17日 7時01分

1月16日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

◆従来未定としていた22年12月期の期末一括配当は52円(前の期は17円)実施する方針とした。22年12月期の業績や23年12月期の設備投資見通しなどを踏まえ、株主への利益配分を増やす。

併せて発表した12月売上高は前年同月比12.2％増と増収基調が続いた。

◆23年6月期上期(7-12月)の連結経常利益を従来予想の8000万円→1億8000万円に2.3倍上方修正。従来の54.0％減益予想から一転して3.4％増益見通しとなった。製品納期と工期の短縮が進み、売上高が計画を上回ったことが寄与。好調な受注に支えられ製作物件が集中し、工場稼働率が向上したことも上振れにつながった。

ＧＭＯメディ <6180> [東証Ｇ]　　★前期経常を45％上方修正、配当も12円増額

◆22年12月期の連結経常利益を従来予想の2億円→2億9000万円に45.0％上方修正。増益率が3.3倍→4.8倍に拡大する見通しとなった。投資育成事業「コエテコ」の社会人向け領域のアフィリエイト広告収益が想定以上に伸びたことに加え、メディア事業におけるアドネットワーク広告収益も順調に推移したことが要因。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の38円→50円(前の期は2.11円)に大幅増額修正した。

ＢｅｅＸ <4270> [東証Ｇ]　　★今期経常を20％上方修正・最高益更新へ

◆23年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の2億7900万円→3億3600万円に20.4％上方修正。増益率が7.3％増→29.2％増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。クラウドライセンスリセールの契約数が想定以上に増加したうえ、円安も追い風となり、売上高が計画を上回ることが寄与。コスト管理の徹底による費用抑制も上振れに貢献する。

株探ニュース