ラピーヌがS高、助成金制度活用で23年2月期最終利益を上方修正
ラピーヌ<8143>がストップ高の382円に買われている。16日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、最終利益を1億5000万円から3億5000万円(前期比2.3倍)へ上方修正したことが好感されている。
会計基準の変更に伴い売上高の前期との単純比較はできないものの、新型コロナウイルス感染症第7波による影響が大きかったことに加えて、原油価格の高騰に伴う原材料価格の上昇を受けて、売上高は37億円から34億円へ、営業損益は3億円の赤字から5億5000万円の赤字(前期9億2800万円の赤字)へ下方修正した。ただ、各種助成金制度の活用により最終利益は上振れる見通しという。
同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高26億3200万円、営業損益4億2600万円の赤字(前年同期6億1700万円の赤字)、最終利益2億7400万円(同35.6%増)だった。