味の素は6連騰、値上げ効果による業績好調を背景に株価も陽線連打
味の素<2802>が6連騰と気を吐いている。全般は模様眺めムードが強くハイテク株が冴えない一方、銀行株なども利益確定の売りに晒されている。消去法的に食品などのディフェンシブセクターに投資マネーが集まりやすく同社株はその象徴となっている。食品セクターは製品価格の値上げが相次ぐなか利益採算が向上しており、同社も価格改定効果で原料コストを吸収し、23年3月期も増収増益トレンドが継続する見通し。テクニカル的にも陽線の連続で25日移動平均線とのマイナスカイ離を解消している。