セラクは異彩の上げ足、足もとの業績高変化で動意づきテクニカル的にも注目局面に
セラク<6199>が大幅高で3連騰、13週移動平均線を一気に上抜き異彩を放つ上げ足をみせている。ITインフラ構築・保守のほか、システムのカスタム開発やデジタル人材の派遣事業を展開しているが、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を取り込み足もとの業績は絶好調に推移している。
前週末13日取引終了後に発表した23年8月期第1四半期(22年9~11月)の営業利益は前年同期と比較して約2.5倍となる4億9400万円と急拡大した。対通期進捗率も35%に達しており、会社側計画の14億2000万円(前期比60%増)は一段の上振れも視野に入る。株価は週明けに一時値幅制限上限の300円高は1450円まで駆け上がった後伸び悩み陰線を引いたが、その後も断続的な投資資金の流入が観測されている。大商いで形成した1450円の高値を足もとで上回ってきたことから、テクニカル的にも注目度が高まっている。