米国株見通し:底堅い値動きか、金利安なら売り後退

市況
2023年1月18日 13時52分

(13時40分現在)

S&P500先物      4,013.25(+3.75)

ナスダック100先物  11,641.50(+17.00)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は変わらず。米10年債利回りは低下し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

17日の主要3指数はまちまち。ナスダックは7日連続で上値を伸ばしたが、ダウはS&Pとともにマイナスへ転じ、391ドル安の33910ドルで引けた。この日発表されたNY連銀製造業景気指数は予想に反して急激な悪化を示した。また、ゴールドマン・サックス証券の決算発表では大幅な減益となり、関連銘柄に売りが波及。一方で、前週売り込まれたテスラが買い戻されると、長期金利の低下を手がかりにハイテクが相場を支えた。

本日は底堅い値動きか。今晩の小売売上高は前回から悪化が見込まれ、先行き不透明感から売りが出やすい展開となりそうだ。ただ、生産者物価指数(PPI)や設備稼働率でインフレ鈍化が顕著になれば、連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め鈍化の思惑で長期金利は下押しされ、全般的に売りづらい地合いとなる可能性もあろう。一方、アルコアやネットフリックスなど今週の業績発表を控え売り買いは交錯し、指数は大幅安を回避しよう。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.