今年の米アパレル業界は明暗が分かれるの指摘も＝米国株個別

アナリストが今年の米アパレル業界は明暗が分かれると予想している。景気後退、継続的な過剰在庫、厳しい競争などから、同セクターの次の動きは下落だという。しかし、下落は長くは続かず、第１四半期にはより建設的な見方が成されて行くとも述べた。

バーリントン<BURL>、ロスストアーズ<ROST>、ＴＪＸ<TJX>などの廉価販売の小売店を好み、ブランドではナイキ<NKE>とオン<ONON>を最も建設的に、リーバイ・ストラウス<LEVI>とＰＶＨ<PVH>をより否定的に見ている。

そのほか、ベッド・バス＆ビヨンド<BBBY>、カプリ<CPRI>、ルルレモン<LULU>を高品質と例え、アバクロンビー＆フィッチ<ANF>、アメリカン・イーグル<AEO>、ギャップ<GPS>、メーシーズ<M>は戦術的に下落の機会があるという。

（NY時間10:26）

バーリントン<BURL>　232.27（+2.81　+1.22%）

ロス・ストアーズ<ROST>　119.56（-0.21　-0.17%）

ＴＪＸ<TJX>　81.17（-0.39　-0.47%）

ナイキ<NKE>　128.16（+0.02　+0.02%）

オン<ONON>　21.38（+0.02　+0.09%）

リーバイ・ストラウス<LEVI>　16.30（+0.02　+0.15%）

ＰＶＨ<PVH>　87.91（+1.37　+1.58%）

ベッド・バス<BBBY>　4.48（+0.34　+8.14%）

カプリ<CPRI>　64.62（+1.26　+1.99%）

ルルレモン<LULU>　325.63（+1.81　+0.56%）

アメリカン・イーグル<AEO>　15.78（+0.32　+2.04%）

ギャップ<GPS>　13.31（+0.48　+3.70%）

メーシーズ<M>　23.62（+0.72　+3.14%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美