セルシードが連日で昨年来高値を更新、東海大での臨床結果を引き続き材料視
セルシード<7776>が昨年来高値を連日で更新した。東海大学医学部の佐藤正人教授らの研究グループが17日、変形性膝関節症の臨床研究において、「同種軟骨細胞シート」移植の安全性・有効性を確認したと発表した。このなかで、同種軟骨細胞シート移植による再生医療を巡り、製品としての承認取得を目指し企業治験を実施するため、セルシードとともに医薬品医療機器総合機構(PMDA)との協議を重ねていると表明。引き続きこれを好感した買いが株価の支えとなったようだ。
また、同社は18日取引時間終了後、2022年9月30日に発行した第23回新株予約権(行使価額修正条項付)に関し、23年1月4日から1月18日までの間に大量行使されたと発表した。合計で1万4086個(発行総数の25.61%、交付株数140万8600株)が行使された。なお、未行使の新株予約権は1万8282個となっている。