新興市場銘柄ダイジェスト:フリーは大幅に3日ぶり反発、アジャイルが一時ストップ高

材料
2023年1月23日 15時34分

<4478> フリー 3365 +320

大幅に3日ぶり反発。請求書の受取・仕訳・振込・保管を自動化するサービスなどを手掛けるsweeep(東京都渋谷区)の株式を追加取得し、完全子会社化すると発表している。取得価額は非開示。子会社化で23年10月開始予定のインボイス制度に対応したサービスの拡充を図り、B2B取引をクラウド上で管理する取引プラットフォームの実現に向けて取り組むとしている。

<4397> チームスピリット 365 -29

大幅に反落。前週末に急騰した反動で利益確定売りが出ている。前引け時点の値下がり率は東証グロース市場の第1位。いちよし証券が19日付でチームスピリットのレーティングを「B」から「A」に、フェアバリューを350円から500円に引き上げたことが好感され、翌20日に前日終値に比べ25%以上も急伸。200日移動平均線を一時的に上抜けたため、高値警戒感が広がっているようだ。

<6573> アジャイル 271 +26

一時ストップ高。SNSプラットフォームのTikTokでチャンネル運用事業を手掛けるコンフィ(東京都港区)の全株式を取得し、子会社化すると発表している。取得価額は0.55億円。コンフィはTikTokで商品や企業の魅力を伝える動画配信を行い、若年層に働きかけて認知度を高めるビジネスモデルを展開する。子会社化でアジャイルメディア・ネットワークのクライアントに対し、若年層の顧客獲得のためのサービスとしてコンフィを提案する。

<3479> TKP 3215 +215

昨年来高値。識学<7049>と資本業務提携契約を締結すると発表している。第三者割当増資で識学株86万0500株を取得する。取得価額は約5.00億円。研修サービスの共同開発など販売面で提携するほか、識学グループが蓄積した独自メソッドによる組織運営の改善による経営支援のノウハウを活用し、M&A分野で早期に事業を拡大する。識学は調達資金を広告宣伝費の投下などに充てる。増資後のティーケーピーの持ち株比率は9.62%。

<7342> ウェルスナビ 1380 +37

大幅に3日ぶり反発。22年12月期の営業損益予想を従来の0.45億円の黒字から2.09億円の黒字(前期実績4.32億円の赤字)に上方修正している。広告宣伝費を増額する計画だったが、変動の大きい市場環境下では広告効果が出にくいことを考慮した結果、投資額が計画を下回った。厳選採用で期末の従業員数が期初計画に届かず、人件費や採用費が計画を下回ったことも利益を押し上げる要因となった。

<7080> スポーツフィール 2114 +92

大幅に続伸。3月31日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資しやすい環境を整えて流動性向上や投資家層の拡大を図ることが目的。株式分割に伴い、定款を一部変更して発行可能株式総数を652万8000株から1305万6000株に拡大する。25日移動平均線が上方に位置する75日移動平均線に徐々に接近していることも先高期待につながっているようだ。

《ST》

提供:フィスコ

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