シリコンスタがSUBARU向けに走行デザインレビューシステムを開発
シリコンスタジオ<3907>がこの日の取引終了後、SUBARU<7270>向けに、車両モデルデータを取り込んで走行状態を確認できる走行デザインレビューシステムを開発したと発表した。
走行デザインレビューシステムとは、設計中の車両を実際に走行しているような状態で確認できるシステムのこと。今回開発した走行デザインレビューシステムは、アルゴグラフィックス<7595>との産業向けゲームエンジン活用に関する協業体制のもとに開発、提供されたもので、SUBARUが保有する3Dビジュアライゼーションソフトウェアで制作された車両モデルデータを取り込むと、走行状態を再現可能なデータに変換し、ワインディングロードなどを実際に走行しているようなシーンがリアルタイム3DCGで生成、描画される。また、走行車両に追従するカメラは、正面、俯瞰、CMモードなど7種類を切り替えることができるという。シリコンスタでは引き続きSUBARUからのリクエストに応え、更なる高品質化や車挙動のリアリティーさの追求を行うとしている。