凸版が5日続伸、児童・生徒の防災レベルを引き上げるデジタル教材を開発
凸版印刷<7911>が5日続伸している。午後1時20分ごろ、自然災害の対策として、児童・生徒の防災レベルを引き上げるデジタル教材「デジ防災」を開発し、提供を開始したと発表しており、好材料視されている。
凸版はこれまで、オンライン津波避難訓練システム「リアルハザードビューア」や自治体向け住民見守りサービス「あんしんライト」などの防災関連のサービス開発・提供を行っており、学校での防災教育の拡充を求めるニーズに応えて同教材を開発した。デジタルデバイスを使用し1回10~15分の短時間で決められた内容を学習できるため、忙しい学校カリキュラムを削ることなく、密にならずに地域や学校による防災教育の格差を是正することができるほか、児童・生徒の回答結果を可視化するシステムを搭載し、実際に学習内容が身についているかどうか確認することができることが特徴としている。なお、25年までに3億5000万円の売り上げを目指すとしている。