NY外為:ドル買い後退、金利上げ止まる、米7年債入札も好調
NY外為市場でドル買いが後退した。米7年債入札が好調で金利が伸び悩んだ。
米財務省は350億ドル規模の7年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは3.517%。テイルはマイナス2.1ベーシスポイント(BP)。過去6回入札平均の3.5999%を下回った。また、応札倍率は2.69倍と、過去6回入札平均の2.51倍を上回り需要は強かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は77.1%と、過去6回入札平均の67%を上回った。
好調な結果を受けて米国債相場は下げ止まった。10年債利回りは3.516%から3.465%まで低下。ドル買いも一段落し、ドル・円は130円62銭の高値から130円25銭へ反落した。ユーロ・ドルは1.0870-75ドルの安値圏でもみ合いとなった。
《KY》