株価指数先物【昼のコメント】 FOMCを控え、狭いレンジでの推移を継続

市況
2023年1月30日 12時06分

日経225先物は11時30分時点、前日比80円高の2万7440円(+0.29%)前後で推移。寄り付きは2万7350円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7415円)を下回り、小幅に下落して始まった。現物の寄り付き直後に2万7310円まで売られた後はプラスに転じ、一時2万7460円まで買われた。前場半ばには再び下げに転じる場面も見られたが、5日移動平均線水準での底堅さが意識されるなか、終盤にかけては2万7450円前後での推移を継続。

日経225先物は、5日線が支持線として意識される一方で、心理的な節目の2万7500円に接近すると上値を抑えられ、狭いレンジで推移している。朝方はやや利食い優勢で始まったものの、円相場が1ドル=130円台とやや円安に振れて推移しており、ショートを仕掛けづらくさせたようだ。また、決算や株式分割を手掛かりにファナック <6954> [東証P]、信越化学工業 <4063> [東証P]が4%を超える上昇で日経平均株価をけん引しており、押し目ではロングが入りやすい。

なお、NT倍率は先物中心限月で25日線が位置する13.80倍を挟んだ小動きで推移しており、スプレッド狙いのトレードは限られている。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、短期的なトレードが中心になりそうだ。

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