フォードが下落 「マスタング・マッハE」を値下げ テスラに対抗=米国株個別
フォード<F>が下落。テスラ<TSLA>の値下げに対抗して、同社のEV「マスタング・マッハE」の複数モデルを値下げすると発表。平均4500ドル値下げし、低迷するEV市場での価格競争を激化させる。
マッハEの値下げは最低クラスで900ドル引き下げの4万5995ドルからで、最大の値下げはGTエクステンデッド・レンジバージョンで、5900ドル引き下げ6万3995ドルからとなる。マッハEはまた、5.3%という低利融資も受けられる。
テスラがラインナップを20%も値下げしたことに対抗するための措置であるほか、インフレ抑制法に基づく最大7500ドルの連邦税額控除を受けるためのEV価格の新上限にも合わせる。ただ、同社はすでにEV部門を低採算部門に位置付けているが、今年は67%増産し、利益率低下を数量で補おうとしている。
(NY時間09:35)
フォード<F> 13.05(-0.23 -1.70%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美