株価指数先物【昼のコメント】 NT倍率は13.93倍に上昇、NTロングでのスプレッド狙いのトレードへ

市況
2023年2月2日 12時18分

日経225先物は11時30分時点、前日比40円高の2万7350円(+0.14%)前後で推移。寄り付きは2万7400円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7425円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。その後2万7480円まで買われる場面があったが、2万7500円接近では上値の重さが意識され、買い一巡後は2万7320円まで上げ幅を縮めた。ただし、ショートを仕掛けてくる動きもみられず、朝方のトレードが一巡した後は2万7350円~2万7450円辺りでの推移となった。

日経225先物は、節目の2万7500円を捉えることはできなかったが、5日移動平均線水準での底堅さが見られる。また、為替市場で円相場が1ドル=128円50銭台と円高に振れていることが重荷となる一方で、メタプラットフォームズ<META>の時間外取引での大幅上昇が支援材料となる。グローベックスの米株先物は、NYダウ先物が小安く推移している半面、ナスダック100先物が堅調であり、日経平均型に向かわせている。

なお、NT倍率は先物中心限月で13.93倍に上昇した。指数インパクトの大きい値がさ株の上昇が日経平均型をけん引する一方で、金融セクターの弱い値動きが目立つなか、TOPIX先物は下落に転じている。メタプラットフォームズの影響で、2日の米国市場でもハイテク株に関心が集まりやすいと考えられ、NTロングでのスプレッド狙いのトレードが入りやすいだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.