ハネウェルが決算受け下落 売上高見通しが予想下回る=米国株個別

材料
2023年2月3日 0時08分

テクノロジー大手のハネウェル・インターナショナル<HON>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。ガイダンスも公表しており、売上高は第1四半期、通期とも予想を下回る見通しを示している。

サプライチェーンの障害と労働力不足が影響した。半導体チップの不足と原材料価格上昇はこの1年間、同社の製造能力を直撃し、生産量の遅れにつながっている。また、マスク製造の安全・生産性ソリューション部門も各国間の旅行規制の緩和で痛手を受け、昨年は苦戦した。

ただ、同社のアダムチクCEOは「後期サイクルの航空宇宙とエネルギーの最終市場は23年に力強い成長を遂げるように位置づけられている」と述べている。

(10-12月・第4四半期)

・1株利益(調整後):2.52ドル(予想:2.50ドル)

・売上高:91.9億ドル(予想:92.6億ドル)

航空宇宙:32.0億ドル(予想:31.7億ドル)

素材&テクノロジー:28.6億ドル(予想:28.5億ドル)

建設:15.1億ドル(予想:15.6億ドル)

安全・生産性:16.1億ドル(予想:16.9億ドル)

・既存事業売上高:+10%(予想:+10.5%)

・FCF:21.3億ドル(予想:22.3億ドル)

(1-3月・第1四半期見通し)

・1株利益(調整後):1.86~1.96ドル

・売上高:83~86億ドル(予想:86億ドル)

(通期見通し)

・1株利益(調整後):8.80~9.20ドル

・売上高:360~370億ドル(予想:369.4億ドル)

・既存事業売上高:+2~5%(予想:+4.9%)

・FCF:39~43億ドル

(NY時間09:58)

ハネウェル<HON> 201.14(-5.58 -2.70%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.