3日の株式相場見通し=続伸、ナスダック大幅高受け買い優勢

市況
2023年2月3日 8時00分

3日の東京株式市場は買い優勢の展開となることが予想される。ECB理事会の結果発表を受けた前日の欧州株市場がほぼ全面高に買われたほか、米国株市場では長期金利の低下を背景にハイテク株への買いが目立ち、ナスダック総合株価指数が大幅続伸となりフシ目の1万2000ポイントを上回った。個別では交流サイト運営のメタ・プラットフォームズ<META>が、決算発表の内容と自社株買い発表が好感されて一時30%近い急騰をみせ、これがハイテク株全般に対するマーケットのセンチメント改善につながった。また、電気自動車(EV)大手のテスラ<TSLA>が一時8%超の大幅高をみせるなど主力大型株への買いが目立つ状況にある。ただ、内需株の上値が重くNYダウは小幅マイナス圏で引けた。製薬大手のメルク<MRK>や保険のトラベラーズなどダウ採用銘柄が売られたこともあって、ナスダック指数とは足並みの揃わない展開となっている。相対的に日経平均が出遅れる東京市場では株価の水準訂正余地が意識されるが、日本時間今晩に発表が予定される1月の米雇用統計発表などを控え、引き続き上値の重い地合いとなることも考えられる

2日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比39ドル02セント安の3万4053ドル94セントと小幅反落。ナスダック総合株価指数は同384.498ポイント高の1万2200.818だった。

日程面では、きょうは2月の日銀当座預金増減見込み、3カ月物国庫短期証券の入札など。海外では1月の財新中国非製造業PMI、1月の米雇用統計、1月の米ISM非製造業景況感指数など。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.