エルミック、今期業績予想の上方修正と15期ぶりの復配を発表
図研エルミック<4770>が8日の取引終了後、23年3月期の単独業績予想について、売上高を9億円から9億1000万円(前期比13.5%増)へ、営業利益を7000万円から1億3000万円(同41.6%増)へ、純利益を5500万円から1億3700万円(同97.1%増)へ上方修正した。
エンジニアリング・サービス、ストリーミング製品を組み合わせた付加価値の高いソリューション提案活動に注力した結果、販売先が拡大したことに加えて、開発原価低減や経費削減の取り組みも奏功したことなどが要因。あわせて、従来無配としていた期末一括配当を3円実施し、15期ぶりに復配すると発表した。
同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高6億5400万円(前年同期比13.1%増)、営業利益1億1800万円(同75.1%増)、純利益1億3500万円(同2.4倍)だった。