世紀東急が23年3月期連結利益予想を下方修正、原材料価格の高騰が響く
世紀東急工業<1898>は8日取引終了後、23年3月期連結利益予想の下方修正を発表した。売上高は926億円から932億円(前期比9.5%増)に見直したが、営業利益は47億円から32億円(同27.6%減)へ、純利益は33億円から22億円(同33.4%減)にそれぞれ減額した。舗装資材製造販売事業における販売価格への転嫁が進んでいることから売上高は従来予想を上回ったが、原材料価格の高騰などが想定以上に進んだことが利益の圧迫要因に働いた。
なお、第3四半期累計(22年4~12月)の連結業績は売上高が685億900万円(前年同期比11.7%増)、純利益が9億6000万円(同52.9%減)だった。