DMG森精機が急伸、今12月期の過去最高益更新見通しと増配計画を評価
DMG森精機<6141>が急伸している。8日の取引終了後、22年12月期の連結決算発表にあわせ、23年12月期の連結業績予想を開示した。最終利益は前期比26.0%増の320億円と、過去最高益を計画する。また、年間配当予想は同10円増配の80円に設定した。これらを好感した買いが集まったようだ。
売上収益は同5.3%増の5000億円を見込む。業績予想の前提となる為替レートは1ドル=130円、1ユーロ=140円とした。
22年12月期の売上収益は前の期に比べ19.9%増の4747億7100万円、最終利益は同88.7%増の254億600万円だった。宇宙や航空、メディカル、電気自動車(EV)関連での受注が堅調に推移し、22年12月末の受注残高は2540億円と、21年12月末(1640億円)から拡大した。