ソノスが決算受け上昇 年末年始のプロモーションが需要押し上げとの指摘も=米国株個別
オーディオ製品のソノス<SONO>が上昇。前日引け後に10-12月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。EBITDAも予想を上回っている。通期のガイダンスも公表しており、売上高は予想を上回る見通しを示した。
同社のスペンスCEOは声明で「マクロ環境には大きな不確実性が残っているが、弊社の長期的な可能性に対する自身の確信はかつてなく強い」と述べた。
アナリストは年末年始のプロモーションが同社のスピーカーの需要を押し上げたと指摘。「マクロ環境の不確実性を考慮し、同社は保守的な見通しをしている可能性が高い。年末の新製品が24年度への追い風となることを予想」とも述べていた。
(10-12月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.79ドル(予想:0.53ドル)
・売上高:6.73億ドル(予想:5.80億ドル)
・EBITDA(調整後):1.24億ドル(予想:0.85億ドル)
(通期見通し)
・売上高:17~18億ドル(予想:17.2億ドル)
・EBITDA(調整後):1.45~1.80億ドル(予想:1.60億ドル)
(NY時間10:23)
ソノス<SONO> 20.64(+2.78 +15.57%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美