ボウマンFRB理事、インフレ目標達成のためにさらなる利上げを予想
ボウマンFRB理事がフロリダ州オーランドで開かれた地域金融会議に出席し、インフレ抑制のために利上げを続けなければならない可能性が高く、その場合、景気が鈍化し、労働市場に影響を与える可能性があると指摘した。
理事は「物価安定の達成にはまだほど遠く、インフレを目標まで引き下げるため、さらなる金融引き締めが必要になると予想している」と述べた。また、「そうすることで、経済活動の伸びが抑えられ、労働市場の状況もいくらか軟化するだろう」とも述べている。
物価の安定を回復することは、持続的に強い労働市場を支えるために不可欠で、「インフレを抑制するために引き締めを行うことはコストとリスクがある。しかし、インフレを持続させることのほうがコストとリスクが遥かに大きい」とも語った。