NY外為:円続落、次期日銀総裁による政策修正の過剰な思惑が後退
NY外為市場では次期日銀総裁の政策を巡る不透明感に円の乱高下が継続した。黒田総裁の政策を継ぐと見られていた雨宮副総裁が辞退、植田元日銀審議委員が指名される見通しとなったため政策修正の思惑に一時円買いが加速。その後、政策修正を見込んだ過剰な円買いが後退しつつある。
ドル・円は132円91銭まで上昇し1月6日来の高値を更新。ユーロ・円は141円50銭から142円39銭まで上昇し、6日来の高値を更新した。ポンド円は160円25銭から161円20銭まで上昇。
《KY》