市光工は大幅高で3日続伸、今期最終益24%増・2円増配計画を好感
市光工業<7244>は大幅高で3日続伸した。13日の取引終了後、22年12月期の連結決算発表にあわせ、23年12月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比24.3%増の55億円を見込むほか、年間配当予想は同2円増配の11円とした。大幅増益と増配の計画を好感した買いが集まったようだ。
売上高は同2.0%増の1382億円の見通し。日本及ASEAN地区での生産回復を想定する。新規受注やコスト削減、生産性向上などの効果も織り込んだ。22年12月期の売上高は前の期比7.9%増の1354億5100万円、最終利益が同11.1%増の44億2300万円だった。持ち分法による投資利益が想定を上回ったほか、一部海外子会社での繰延税金資産の計上もあり、減益予想だった最終利益は一転して増益で着地した。