日本ヒューム---3Qは増収、基礎事業が大幅な増益に

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2023年2月14日 11時12分

日本ヒューム<5262>は10日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.6%増の230.08億円、営業利益が同24.8%減の7.41億円、経常利益が同8.9%減の16.69億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.3%減の13.59億円となった。

基礎事業の売上高は前年同期比14.7%増の144.50億円、営業利益は同90.5%増の2.96億円となった。民間の新工場建設等によりコンクリートパイルの出荷が順調に推移したため増収増益となった。

下水道関連事業の売上高は前年同期比5.5%減の74.37億円、営業利益は同24.4%減の10.14億円となった。防災・減災・国土強靭化対策に向けた高付加価値製品である「合成鋼管1・2・5・6種管」が出荷実績に寄与し始めたことに加えて、高速道路等の老朽化対策・急速施工を可能とする「EMC壁高欄」の出荷が順調に推移した。

太陽光発電・不動産事業の売上高は前年同期比0.4%増の10.84億円、営業利益は同1.2%増の6.07億円となった。不動産賃貸収益は堅調に推移した他、太陽光発電についてはNH東北太陽光発電所、NH岡山太陽光発電所ともに順調に推移した。

その他の売上高は前年同期比17.1%減の0.36億円、営業利益は同23.8%減の0.26億円となった。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.5%増の320.00億円、営業利益が同10.3%増の16.00億円、経常利益が同1.1%減の25.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.7%減の18.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

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