FCE Holdings ---1Q売上高9.29億円、事業の拡大と収益性の向上を推進

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2023年2月14日 12時24分

FCE Holdings <9564>は13日、2023年9月期第1四半期(22年10月-12月)連結決算を発表した。売上高が9.29億円、営業利益が1.19億円、経常利益が1.01億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.64億円となった。2022年9月期第1四半期は、四半期連結財務諸表を作成していないため、対前年同四半期増減率は記載していない。

同社グループにおいては、「チャレンジあふれる未来をつくる」という経営理念のもと、顧客と従業員の安全を確保しつつ、同社グループ自らがチャレンジし続けることで、事業の拡大と収益性の向上に取り組んでいる。

DX推進事業セグメントの売上高は4.98億円、セグメント利益は0.93億円となった。同社グループ商品「RPA Robo-Pat DX」は事務部門が自分で自動化できるRPA、という考え方に基づき現場の業務フローと必要な機能を追究し、改善を重ねてきた。更なる事業拡大に向けて広告宣伝等を積極的に行いながら、既に導入している「ロボパットマスター認定プログラム」の受講者数を継続的に増やすことで、現場の最前線で業務にあたりながらRPAを使いこなし、DX推進並びに生産性向上を実現する人材の育成にも注力することで市場と事業の両面の拡大を企図している。導入社数は2022年12月末時点で1,047社となっている。

教育研修事業セグメントの売上高は3.90億円、セグメント利益は0.01億円となった。研修事業においては、同社グループ商品「Smart Boarding」(クラウド型オンボーディングサポートサービス)が、eラーニングの市場ニーズの成長を背景に、導入企業数を伸ばすことができた。教育事業は、2022年1月に学習塾運営事業を外部へ売却したことによる減収・減益の影響を受けたが、その他の既存事業は事業全体が堅調に推移した。

2023年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.1%増の40.59億円、営業利益が同27.3%増の5.78億円、経常利益が同23.1%増の5.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.7%増の3.70億円とする期初計画を据え置いている。

《YI》

提供:フィスコ

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