LAホールデが一時11%超す上昇、今期営業増益・増配計画を好感
LAホールディングス<2986>が後場に急伸し、上昇率は一時11%を超えた。この日、22年12月期の連結決算発表にあわせ、23年12月期の業績予想を公表した。今期の売上高は前期比64.4%増の300億円、営業利益は同30.1%増の55億円を計画。更に、前期の年間配当を1円増額したうえで、今期の年間配当予想を前期比10円増配の210円に設定した。大幅な営業増益と増配の見通しを好感した買いが入ったようだ。
新築不動産販売部門では、収益不動産開発事業での住居系及び商業系の開発を積極的に展開する。分譲マンション事業では「ラ・アトレレジデンス」ブランドを地方主要都市に展開するほか、連結子会社のファンスタイルによる沖縄エリアでの事業拡大も目指す。再生不動産販売部門では1戸あたり1億円以上の「プレミアム・リノベーション」シリーズを中心とした商品などに注力。不動産賃貸事業部門でも安定的な収益確保を目指す。
同時に発表した中期経営計画では25年12月期に売上高を400億円、営業利益を64億円に拡大するなどの目標を掲げた。