エヌビディアが続伸 AIでの可能性が指摘される=米国株個別
エヌビディア<NVDA>が続伸。取引開始直後は売りが先行したものの、動きが一巡すると買いが強まっている。きょうはアナリストの目標株価引き上げが伝わった。従来の215ドルから255ドルに引き上げている。投資判断は「買い」を継続。
人工知能(AI)の可能性を挙げ、長期的なデータセンターの成長を促す可能性があるという。「同社は世界のクラウドと企業顧客の間で始まったばかりのジェネレーティブAIの競争をリードするユニークな位置にある」と指摘。
最近の株価の強さを考えると、短期的に乱高下する可能性があるが、どんな引き戻しも短期間で終わると予想している。
オープンAI社のチャットGPTやグーグルのバードが注目を集める中、市場では今年に入ってAI関連株が注目されている。AIは大量のデータを瞬時に処理する必要があることから、高性能のチップが必要となる。そのため同社のGPUに注目が集まっている。
(NY時間10:26)
エヌビディア<NVDA> 227.34(+9.46 +4.34%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美