米政府、３つの飛行物体は商業用の可能性 中国の偵察とは無関係
米政府は１０日以降に撃墜した３つの未確認飛行物体について、商業用途であり外国勢力の情報収集用ではない可能性が高いとの見解を示した。ブルームバーグが伝えた。
国家安全保障会議（ＮＳＣ）のカービー戦略広報調整官は、「これまでに確認できていることを踏まえると、これらは何らかの商業目的もしくは安全な目的に関連した気球というのが情報機関では有力な説明だとみている」と述べた。
カービー氏は、中国政府の偵察プログラムを指し示す兆候は初期段階では何も見られなかったと説明。これら物体が米政府のものだったとの見方を排除することにも当局は抵抗ないと述べた。