JTは4連騰、今期最終益は微減予想も年間配当は横ばいの188円を計画
JT<2914>は4連騰。14日の取引終了後、22年12月期の連結決算発表にあわせ、23年12月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比微減の4400億円を見込む。半面、年間配当は188円と前期の水準を維持する計画を示した。配当利回りの高さを意識した買いが優勢となっている。
売上収益は前期比1.1%減の2兆6290億円を計画する。たばこ事業で為替のネガティブな影響が出て、調整後営業利益を押し下げる。半面、金融損益の改善などが最終利益を下支えする。22年12月期の売上収益は前の期比14.3%増の2兆6578億3200万円、最終利益は同30.8%増の4427億1600万円だった。