エクサWizは水準切り下げる、今期一転最終赤字に下方修正
エクサウィザーズ<4259>はウリ気配スタートで水準を切り下げている。14日の取引終了後に23年3月期業績予想の下方修正を発表。最終損益を1億2000万円の赤字とし、従来の黒字予想のレンジ(100万~5000万円)から一転赤字となる見通しを示したことが嫌気されている。
売上高も従来予想のレンジ(65億~70億円)から引き下げ、前期比15.8%増の55億7000万円とした。既存の一部顧客企業で投資方針の変更があり、これに伴い同顧客企業向けの案件予算が縮小したことが響いた。事業譲渡に伴う特別利益の計上が見込まれるものの、減収による影響が大きく赤字となる見通し。
同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)の決算は、売上高が前年同期比21.9%増の40億800万円、最終損益が前年同期から赤字幅拡大となる4億1300万円の赤字だった。