まんだらけは18年ぶり上場来高値更新、10~12月期営業益3.3倍化で上期計画超過
まんだらけ<2652>は投資資金の攻勢が加速、カイ気配で始まる人気で3連騰となった。一時133円高の1150円まで買われ、今年の大発会につけた昨年来高値1078円を奪回したが、時価は2005年4月につけた上場来高値1083円(分割修正後株価)も上回り、約18年ぶりに最高値更新となった。漫画専門の古本を手掛けるほか、アニメ原画やフィギュアなどへの展開も厚く、その商品鑑定力にも定評がある。また、訪日観光客の復活でインバウンド特需も期待されている。14日取引終了後に23年9月期第1四半期(22年10~12月期)決算を発表、営業利益は前年同期比3.3倍となる4億5600万円と急拡大し、上期計画の3億6200万円を超過した。これが株価を強く刺激する格好となっている。